『恋の罪』

画像私の場合、園子温の映画を見ることは怖い物みたさなのだ。
見る前のドキドキ、見ている時の心地悪さ、見終えたあとのどこかほっとしたような力の抜け具合。
好きか嫌いかもよくわからないのだが、そんな監督は他にはいない。
それだけは確かだ。
そしてこの『恋の罪』も同じように指の隙間から覗くように怖々とスクリーンを見る。

いきなり水野美紀の包み隠さぬ全裸から始まる。
名のある女優をそうさせてしまう魔力も園子温にはあるのかもしれない。
かの有名な「東電OL殺人事件」東京・渋谷区円山町のラブホテル街で1人の女性が死亡した事件をモチーフにしているというので、いったい誰がここに当てはまるのかと興味深く見ていた。
水野美紀が演じるのは刑事。過酷な仕事と日常の間でバランスを保つため愛人を作っている。
裕福な作家の妻はささいなことから道を踏み外す。
そして昼は教え子に夜は円山町で体を売る大学助教授。
3人の女性の心の闇を性を通して描いてゆく。

(タイトルが『恋の罪』とあるのでもしや勘違いして劇場に脚を踏み入れてしまったと思われるカップルがいた。一組は居心地悪そうに、もう一組は「出るに出られなかった」と小声で話していたのを耳にしたが、なにか彼らの心に石を投じてしまったかもしれないその後が気になる。けっしてカップルで見る映画ではない。)

前作『冷たい熱帯魚』の女性版とでもいえるようなエネルギッシュで大胆な映画だ。

ただくどいようだが万人にお勧めすることは出来ない大きな毒を含んだ映画だ。

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監督;園子温
出演:水野美紀、冨樫真、神楽坂恵、児嶋一哉、二階堂智、小林竜樹、五辻真吾、深水元基、町田マリー、岩松了、大方斐紗子、津田寛治
シネリーブル池袋

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