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zoom RSS 『ハンニバル・ライジング』・・・彼は如何にして

<<   作成日時 : 2007/04/25 23:10   >>

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如何にダークサイドに堕ちたのか?と、まるでダースベイダー誕生のシーンを見るかのように、ハンニバル・レクターが“食人鬼ハンニバル・レクター”になったのかを息を呑むように見ていた。
トマス・ハリス原作“ハンニバル・レクター”シリーズのファン待望の新作は過去に遡り、少年時代から始まる。

『羊たちの沈黙』『ハンニバル』『レッド・ドラゴン』に続く映画化第4弾。

新たに書かれた同名原作を基にしているが、映画の脚本もトマス・ハリス本人が初めて手がけている。つまり原作で書かれ、映画にならなかったシーン、あるいは省略されている部分は意図的なのだ。
原作も、映画も2つの角度から楽しめる仕組み。

如何に冷酷な殺人鬼へと変貌を遂げていくのか。『ハンニバル』でも少し触れている、妹ミーシャの存在と、戦争中の不幸な出来事だが、単なる復讐劇ではない。復讐なら遂げた時に終わるからだ。
彼の心の奥底に眠る「鬼」が目覚めてしまったのか。あるいは生まれ変わったのか。
そこに戦慄を覚える。
あんなに可愛かった男の子が、こんなになっちゃって・・・ダースベイダーと同じね、これも。

ただ「如何にして食人鬼に」の部分だけが描かれ、彼の大きな魅力である「如何にして知の巨人に」の部分は大きく省略されている。映画のテンポを考えると仕方がないことなのか。

青年期のレクター役に『ロング・エンゲージメント』のギャスパー・ウリエル。美青年だが、冷酷な美しさが漂っている。
鍵を握るムラサキは日本人の役だがコン・リーが演じている。『SAYURI』といい、演じられる日本人女優はいないんだろうか?と思うと少し寂しい。

ただ本作はレクター博士シリーズ、あるいはレクター博士のファン「のみ」が楽しめる映画かもしれない。一種の「ファン大会映画」になってしまったように思える。

私はファンなので、それでかまわないのだけど。
--------------
監督:ピーター・ウェーバー
出演:ギャスパー・ウリエルコン・リー、 リス・エヴァンス、 ドミニク・ウェスト、アーロン・トーマス(ハンニバル少年時代)
ヒューマックス池袋

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