観客を選ぶ映画だ。猫好き、小泉好き、加瀬くん好き、樹里好き、森三中好き、犬童作品好き、大島弓子の世界が好き、、、。 そんな理由がひとつあって劇場に足を運んでも、更に「感性」があうかどうか。 大島弓子の漫画と同じで、万人に薦められる映画ではない。(アニメ『綿の国星』よりはずっと万人向けだけど) でも、私は泣きっぱなしだった。 なんで? と、今でも思う。 何が琴線に触れたのだろう? とりたて猫好きでもないのに(そりゃかわいい。ものすごくかわいいけど) 作中人物は架空なのだけど、、、どうしても「天才漫画家・小島麻子」は原作者「天才漫画家・大島弓子」と重なってしまう。大島弓子さんはメディアに顔を出さない。自画像だけだ。その自画像と小泉今日子もダブって見える。 まずひと泣き・゚・(ノД`)・゚・ 長年飼っていた猫「サバ」が死ぬ。 サバは私が大島弓子漫画を読んでいた頃の猫だ。 これでふた泣き・゚・(ノД`)・゚・ 放心状態で仕事が出来ない麻子先生。 これで三泣き・゚・(ノД`)・゚・ 全集が出版される。 これで四泣き・゚・(ノД`)・゚・ 二代目の猫、グーグー登場。 かわいくて五泣き・゚・(ノД`)・゚・ ここまでは導入部だ。 麻子先生のファッションもツボ。 まるで好みで、その服そのままちょうだい!といった感じ。 吉祥寺の街もツボ。 あそこもあそこもよく知っている。 なんとなく1980年代に起こった「アマチュア フィルム ムーブメント」みたいな映画だな、と思って見ていた。犬童一心もそんな時代の一人。今では中堅どころでコンスタントに仕事してるし、『ジョゼと虎と魚たち』とか『メゾン・ド・ヒミコ』とか、とてもいい映画も撮ってる。 映画を見ながら自分の心が80年代に行ってしまったんだろうか(舞台設定は現代)。 80年代はアマチュアフィルムを見、大島弓子漫画を読み、吉祥寺にもよく出かけ、劇中の麻子先生と同じ髪型だった。非常にミニマムなところでシンクロしてしまったのが「涙」の原因かな。 避妊手術をされた猫と、後半の山場である麻子先生に起こった事。このふたつと猫の生死に絡めて「生命」という大きなテーマがあったりする。声高ではなく、慎ましく生命の尊さを説く。 そういえば犬童一心は大島弓子の『金髪の草原』を映画にしてましたっけね。ま、こっちはなんだけど。 そんな訳で、地下のトランクルームに仕舞ってあった大島弓子ホンを持ってきましたよ。何年ぶりかの再読ウィーク(・∀・) ------------- 監督:犬童一心 出演:小泉今日子(小島麻子)、上野樹里(ナオミ)、加瀬亮(青白)、大島美幸、 村上知子、 黒沢かずこ(麻子のアシスタント)、林直次郎、伊阪達也、マーティ・フリードマン(ポール・ウェインバーグ)、大後寿々花(人間のサバ)、小林亜星、松原智恵子 ユナイテッドシネマとしまえん |
| << 前記事(2008/09/09) | トップへ | 後記事(2008/09/17)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
昨日見てきました。例によって舞台挨拶付きのユナイテッド・シネマ豊洲。 |
山下 2008/09/14 09:36 |
山下さん |
こぐま 2008/09/17 19:14 |
| << 前記事(2008/09/09) | トップへ | 後記事(2008/09/17)>> |